「軽トラック」の荷物はどのくらいの大きさまで運べるの?

「軽トラック」の最大積載量

軽トラには、荷物はどのくらいの大きさまで運べるのかを説明します。

軽トラックには最大積載量という 「荷台に乗せていい限度の重量」があることはご存知の方は多いと思います。

実は軽トラックには最大積載寸法という「荷台に乗せてもいい限度の長さ・幅・高さ」がそれぞれ厳密に定められているんです。

では、実際に軽トラックの荷台に乗せてもいい限度の長さ・幅・高さはどのくらいなのか詳しくまとめてみました。

道路交通法では、軽トラックの場合におけるそれぞれのはみ出し量は

最大積載の長さ:車両の長さの1/10(10%)まで

最大積載の幅:車両の幅まで

最大積載の高さ(地上から):2.5mまで となっています。

そのため

例えば軽自動車の寸法ギリギリの条件を満たす

長3.40m×幅1.48m×高2.00mという軽トラックがあったとすると

積載物の長さ       3.74mまで

積載物の幅        1.48mまで

積載物の高さ(地上から) 2.5mまで

となります!

ちなみに高さは、積載物の高さが2.5mという意味ではなく積載物を乗せた

軽トラックのトータルの高さが2.5m以下という意味なので注意が必要です。

参考としてダイハツハイゼットの寸法を掲載しておきます

ダイハツハイゼット 寸法(mm) 全長  3,395 全幅  1,475 全高  1,905 です。

積載の寸法を超えたものを運ぶ方法はあるの?

中には「どうしても4mの長さのものを運びたい…」といった

寸法をはみ出して運びたいという人も少なくないと思います。

そのような場合は

出発地を管轄する警察署や交番などに「制限外積載許可申請書」という

ものを提出する必要があり、全部で2通提出して確認を受けることで

はみ出してしまうような荷物であっても積載が許可されます。

もし運転手が2人以上いる場合は

全員を申請者として連記する必要があるので注意が必要です。

注意点

ただし、警察や交番への確認によって100%受理されるというわけではなく

警察にもどのくらいまでならはみ出して良いのか決まりがあるので

常識の範囲内での積荷を運ぶようにしましょう。

また積荷の積載時には次のような禁止されているポイントがあります。

・運転手の視野を狭めたりハンドルなどの操作を妨げられている

・バックミラーに後方の状況が写らなくなっている

・外部から方向指示器、ナンバープレート、ブレーキランプ、尾灯、後部反射鏡が確認できないようになっている

・荷物が転落・荷崩れする可能性がある

などの注意点があるので注意してください!

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