★物流プロが教える『パレット』問題( ゚Д゚)『日本の物流システムの課題』


「『パレット』の利用で困った事はありませんか?」



倉庫や工場などで製品を運ぶのに使われる 「パレット」は物流の現場において欠かすことのできない存在です。


戦後まもなくしてアメリカから 輸入された『パレット』は物流を効率化するために無くてはならないでしょう。


今回は

日本が『パレット』を導入するまでの歴史と

『パレット』が持つ役割や将来的な課題など

についてご紹介していきます。


パレットとは

物品の積み下ろしや入出庫といった荷役(にやく)作業や

輸送・保管に用いられる荷役台です。


パレットに複数の荷物を積んだ状態で

フォークリフトなどでパレットごと荷物を運搬するのに使います。


パレチゼーションとは?

倉庫で荷物を保管場所に運ぶ時など

パレットを使えば一度にたくさんの荷物を移動することができてスピーディに作業が進みます。


こうしたパレット単位での輸送運搬を 『パレット方式』または 『パレチゼーション』と呼びます。



パレット活用の課題

パレットの「標準化」が 課題の1つでしょう。


JISで規定されている

1100mm×1100mm「T11型」というサイズのパレットの使用率は

現在の日本のサプライチェーン全体の3割程度に過ぎません。


それ以外は各社が独自サイズのパレットを使っているようです。



これは諸外国と比べても大きな差があります。

国によって標準サイズは異なります。


例えば

オーストラリアでの標準化パレットの使用率は99%。

輸送の99%が『パレチゼーション』方式です。


ヨーロッパでは90%

また日本より10年以上遅れてパレット普及が進んだ

韓国であってもすでに55%は標準化されています。 (日本は約30%)



なぜ日本で『パレット』サイズの 標準化が進みにくいのか?!

政府からの資金援助の有無なども要因になりますがそれだけではなく 「日本人ならではの性質」が関わっているようです。


日本人の基本的な仕事への姿勢として

とても真面目で誠実であることが挙げられます。


例えば

アメリカで生まれた技術を輸入して使用する際

日本人はさらにそれを工夫して

自分たちの習慣に合ったものを作り出そうとします。


これは

「特定の問題に対してある一部分のみが最適化されている」状態

つまり「部分最適」です。


『パレット』も同様で

自社製品のサイズや形状に最適な独自のパレットが使われています。


それは自社の物流だけを考えれば最も効率が良いのですが

デメリットは他社との連携がとりにくいことです。


日本の場合は「部分最適」を得意とする反面

「全体最適」に弱みがあるのです。





日本での『パレット』標準化の歴史

第2次世界大戦後

アメリカ軍が使用していた『パレット』が日本に入ってきたのが始まりです。


それまで国内の物資輸送は「手荷役」という人の手で1つずつ物を動かす方法が当たり前でした。


利便性の高いパレットは日本でも急速に広まったものの

当時はまだ「保管」のためにしか使われていませんでした。


つまり

倉庫の中に荷物を置いておく時だけパレットを利用して

倉庫の外ではすべて手荷役だということです。


そこで負担がかかるのはトラックのドライバーでした。


集荷の際

まず2時間ほどかけてパレットは残したまま

荷物だけをトラックの荷台に積み込みます。


そして到着地でまた2時間ほどかけて荷物を下ろすのです。


これは今から50年近く前の話ですが

残念ながら現在でも一部の業界ではこのような手荷役が

残っており問題視されています。


なぜ『倉庫』の中でしか パレットが使われなかったの?!

社外に出すと 紛失してしまっていたからです。


当時のパレットは

自社で購入して所有する「自社所有」が

一般的でした。


例えば、あるメーカーが商品と一緒に出荷したパレットは製造と小売の仲介者である「卸売業」のもとへ届きます。


その時点ではまだパレットの上に商品が載っているので

持ち帰ることはできません。


そして卸が小売に商品を販売してパレットが空になるころには

倉庫内で他社のパレットと混ざって見つからなくなってしまうのです。


自社所有のパレットを輸送に使用した場合

3割から5割が回収できずに紛失すると言われており

とても輸送には使えないような状況でした。


そうした中で1960年代後半

物流の効率化が必要だとして

当時の運輸省と通商産業省がパレットの本格的な活用推進に乗り出しました。


まずはそれまで会社ごとにバラバラだったパレットのサイズを

標準化し「T11型」と呼ばれるパレットとなりました。


国内の一般的なトラックやコンテナのサイズと相性が良く

積載効率が上がります。

1970年にJISにより正式に規格化されました。


続いて

サイズ統一したパレットを運用する方法として

「レンタル方式」を採用することになりました。


パレットの活用を阻んでいた原因は

自社所有であったからです。



ならば誰かがパレットの運用を

一元管理してしまえばいいと言うことですね♬


国の呼びかけによって1971年

東日本に「日本パレットレンタル」

翌72年に西日本に「日本パレットプール」

パレットのレンタルサービスを行う企業として設立されました。


『パレット』のレンタル化で 利用企業の負担を大幅に軽減

最大の利点は

「パレット管理の手間がない」ことです。


当時のレンタルの基本的な流れは

まずパレットを利用企業の製造所や工場などに納品します。



使い終わったら貸し出しと返却の拠点である「デポ」に

パレットを返却してもらいます。


デポは全国各地にあり

どの拠点に持ち込んでも構いません。


そして集まったパレットをデポで洗浄などのメンテナンスをして

次回の貸し出しに備えるというものでした。


ここでようやく

商品の発送から荷下ろしまでをパレットに積んだまま輸送する

一貫パレチゼーション」の方式が現実的になってきました。


最初に大規模な導入が始まったのは

『石油関連業界』でした。


ただ

この時点ではあくまで自社内の物流における利用であり

本来の「輸送」ではありませんでした。



そして1990年『味の素』や『ハウス食品』『UCC』など食品メーカー7社の協力により


レンタルパレットを商品の納品地で

「乗り捨て」するための新たな仕組みがつくられました。



利用企業にとっての「回収」や「返却」の手間が

完全になくなるということです。


パレットを輸送に使ったらそのまま

デポに戻す必要をなくしました。


つまり

使い終わったパレットは卸の集積場にまとめてさえもらえれば

それを私たちが回収してデポまで運ぶことにしたのです。


言うなればレンタカーの「乗り捨て」のような仕組みです。


こうして利用の幅が大きく広がり

導入企業が増えていきました。



「必要は発明の母」と言いますね

困った事は我慢して作業するのではなく

一歩ひいて考えると違う考えが浮かんでくるかもしれません。



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