★2020年『アウトソーシング』と『人材派遣』の違い


2020年『アウトソーシングと人材派遣の違い』

『アウトソーシング』という言葉は

近年のビジネスシーンでよく耳にするようになりました。


『アウトソーシング』とは

社外に仕事の一部を委託するということです。


こんにちは

大阪で軽貨物運送が得意な 『アシストライン』社の矢野です。


今回は

  • アウトソーシングの意味

  • 実施している企業が増加している背景

  • アウトソーシングのメリット・デメリット

  • 人材派遣との違い

  • アウトソーシングの種類

などについて掘り下げてお伝えします^^


『アウトソーシング』の意味

アウトソーシングとは

社外から生産に必要な部品や製品を調達したり

業務の一部を一括して他社に任せたりする経営手法のこと。


元々は

開発や運用など情報システムの関連業務を外部委託する際に使われていました。


最近では

開発・生産・物流・人事・経理・購買などあらゆる業務の外部委託について

アウトソーシングという言葉が用いられています。


わかりやすく言うと「外部委託」


『アウトソーシング』という言葉は

国立国語研究所の外来語言い換え提案の訳によると「外部委託」で

アウト(外部)とソーシング(資源利用)を組み合わせた和製英語です。


本来

社外から購入するものがアウトソーシングですが

一般的には人やサービスを調達するときに使われます。



『アウトソーサー』と 『アウトソーシー』の 意味(受託企業)


受託企業を表すアウトソーシングの意味

  • アウトソーサー(outsourcer)

  • アウトソーシー(outsourcee)に分かれます。

一般的には

「アウトソーサー」が受託企業と認識されています。


言葉の成り立ちから考えると

「アウトソーサー」が委託企業

アウトソーシーが受託企業となるでしょう。


ライセンサーとライセンシー

フランチャイザーとフランチャイジーと同様ですね。



子会社への業務委託は?


自社の子会社や関連会社・グループ会社へ業務委託をする場合も含めて

アウトソーシングと定義することもあります。


企業の外から購入するものすべてが『アウトソーシング』と捉える点から考えても

このような見解は妥当といえるでしょう。



企業が『アウトソーシング』を行う目的


企業がアウトソーシングを行う目的は

コストダウンやコア事業へリソースを集中させること。


必要なときに必要な分だけ設備と人員を活用することが

コストダウンにつながります。


また

自社で注力をしている中心的業務に貴重な経営資源を集中させることで

会社全体の業務コストを削減できます。


施策を実現するために

自社の戦略に合わせたアウトソーサーと組むこともあります。



『アウトソーシング』をする企業が増えている理由


昨今、若年層の労働人口の減少により

『アウトソーシング』は人手不足の補完戦略として位置付ける企業が増えています。


さらに

非コア事業を中心とした多角化経営の拡大を図るためにも

重要になってきていますね^^


限られた経営資源を有効に活用し社内業務の効率化

高い品質を担保といった考えから

企業は特定の高度なサービスを提供する専門業者を求める傾向にあります。



『アウトソーシング』の歴史

『アウトソーシング』という考え方は

コンピューターシステムの分野で発達しました。


1999年、アメリカの『イーストマン・コダック社』が社内情報システムの運用をIBMにアウトソーシングし

自社のシステム部門そのものをIBMに売却したことが話題になりました。


これ以降

アウトソーシングは「開発・生産・営業・物流・人事・経営」などの

あらゆる業務で実施されるようになってきました。


日本でアウトソーシングが用いられるようになったのは

1990年前半頃からといわれています。



『アウトソーシング』を行うメリット・デメリット


アウトソーシングという言葉が世の中で知られるようになりました。


具体的なメリットとデメリットについては

正確に理解されていないのが現状のようです。


限られた労働力を有効に使い

より効果的にアウトソーシングを活用することができるよう

メリットとデメリットについて、知っておきましょう。


メリット①人件費を抑制できる

通常は社員への報酬は給与という固定費で支払いますが

アウトソーシングでは売り上げの増減に比例して、報酬を変動できます。

これにより人件費の抑制につながるでしょう。


メリット②固定費全体の抑制にもつながる

人件費だけでなく、人員マネジメントといった企業全体におけるコスト

つまり固定費の抑制につながることも多いです。

また社員の配置が柔軟に行えるというメリットもあります。


メリット③社内設備に投下する資本を少なくできる 『アウトソーシング』は新たに人を雇うわけではありませんので

業務に必要なオフィススペースや什器・PC・ソフトウェアといった準備が不要です。


メリット④本来の業務に割く時間を確保できる

従来、従業員が行っていた業務の一部を『アウトソーシング』することで

工数の削減が可能となり『コア事業(利益を産みだす仕事)』に

経営資源を集中できます。


企業が持つコア・コンピタンス(=中核能力)の強化につながって

競争優位性の確立が可能になってきます。


デメリット① 必ずしも「人件費」に相当するコスト削減には至らないケースもある


『アウトソーシング』をする際

委託のために準備や引き継ぎを行う必要があります。


そのため必要なコストや期間がかかる場合もあります。

事前に移行コストを回収する期間などを決めておくとよいでしょう。


デメリット②

インソーシングしている業務プロセスの整理が必要になる


『自社で行う業務』をきちんと整理して

『アウトソーシング』が効果的になるよう

全体の業務プロセスを構築し直す必要があります^^


また、特有の業務が標準的なプロセスから外れる場合

対応が難しくなります。

その場合『自社で行う業務』にしたほうが経済的な場合があります。


デメリット③ 社内にノウハウを蓄積できない


専門性が高い仕事をアウトソーシングすれば高品質化が図れます。

しかし同時にその業務領域での経験の蓄積はできなくなります。


企業にとって重要性が低く『アウトソーシング』しても

コントロール可能な業務を委託するとよいでしょう。


デメリット④ 『機密情報』が漏洩するリスクがある


社内業務を外へ出す以上

機密情報が漏洩するリスクは少なからず生じます。


『アウトソーシング』では

  • 人事関連

  • カスタマーサポート

  • データセンターの運営

  • 情報システムの構築

といった個人情報を扱う業務も多いです。

企業側で『情報管理』を徹底する教育や必要性が出てきます。



『自社で行う業務』と 『アウトソース』する 業務区別の判断方法


どの業務を『自社で行う業務(内製化)して

どの業務をアウトソース(外注)するのか判断は難しいです。


業務量がオーバーしているからといって短絡的にアウトソーシングを決めず

さまざまな観点から考えて、最良の答えを導き出しましょう。


インソース(内製化)とは?

インソースとは内製化。


つまり自社の業務の一部・またはすべてを

外部業者にアウトソースしていた企業が再び自社内で業務を引き取り

自社の社員が実務を担う事となります。


『アウトソース』と 『インソース(内製化)』の 分類パターン

ここでは『アウトソース』と『インソース(内製化)』の分類パターンを

3つに分けてそれぞれのメリットや詳細について見ていきましょう。


①専門業務と一般業務

専門業務は会社の内部に専門の担当者を配置してインソース(自社)で行い

一般業務は『アウトソース(外注化)』します。


これにより社内で専門的な内容が蓄積できて

マニュアルなどで対応できるような作業は効率化できます。


②コア業務とノンコア業務

企業のコア業務は社内に残しインソース(自社)で行い

ノンコア業務は社外にアウトソースします。


ノンコア業務とは、その業務自体で利益を生まず

定型または定型化できる業務であり高度な判断が不要な業務のこと。

事務作業やデータの入力などを想像すると分かりやすいと思います。


③『戦略的業務』と『非戦略的業務』

『戦略的業務』は社内に残してインソース(自社)で行い

『非戦略的業務』を社外に出してアウトソースします。


ただし『非戦略的業務』の中には専門性の高いものもありますので

この区分だけで判断するのではなく複合的に判断するとよいですね。




『アウトソーシング』と『人材派遣』の違い


『アウトソーシング』も『人材派遣』も

外部リソースを活用して業務を代行してもらうという点で共通しています。


ただ『アウトソーシング』は代行してもらう業務を依頼するのに対して

『人材派遣』は代行してもらう人のみを供給してもらうという違いがあります^^


『アウトソーシング』は業務そのものを外部に代行してもらう手段になります。

つまり業務をあらかじめ決められた成果物として納品することが

アウトソーサーの役割となります。



『人材派遣』より 『アウトソーシング』が 向いているケース

『アウトソーシング』と『人材派遣』では向いている業務が異なります。


『アウトソーシング』では

  • マニュアルなどに沿って進められる物量の多い業務

  • 定期的に発生する業務

  • 自社でノウハウを蓄積しなくても経営上問題ない

  • 自社にノウハウや対応できる施設がない

などといったケースに適しています。


『人材派遣』では

  • 人員の補充が必要

  • 社内で業務を完結する必要がある

  • 管理職と直接やりとりする必要がある

などといったケースに適しています。



『委託企業』と『受託企業』が対等の立場になって 共同で業務に当たる

コ・ソーシング(コーソーシング)とも言われます。


コ・ソーシングとは

委託企業と受託企業が対等の立場になって

共同で業務に当たることを言います。


当初の設定値を上回る利益が出た場合

それを分け合うような契約形態となる事をいいます。


現在

従来型の『アウトソーシング』契約ではなく

コ・ソーシング契約を結ぶ企業が増えてきています。

「成果報酬というか、プロ野球選手の年俸契約みたいですね^^」


コ・ソーシングを契約するメリット

『コ・ソーシング』は発注側の人員も業務に参加します。


受注側の持つスキルを習得して

自社の専門的な知識やノウハウ等を底上げできますね♪


受注側(アウトソーシング側)には

事業の成功によって追加報酬が受けられるというメリットがあります。


コ・ソーシングに関する事例

・国内では、2000年夏ころに

『ホンダ』が日本IBMと情報システム分野での

コ・ソーシング契約を結んだという事例があります。


・2001年には岐阜県がNTTコミュニケーションズと

基幹系情報システムの再構築と運用を柱としたコ・ソーシング契約を結びました。


・『ワールドインテック』がユーザー企業と

製造業に対する生産や研究開発をコ・ソーシング方式の

アウトソーシング契約を締結しています。



『マルチソーシング』って何?


『マルチソーシング』

それは業務分野ごとに最適な受託企業を選び複数の専門組織と委託契約を結ぶことを言います。


従来の『アウトソーシング』では

特定の1社へ丸投げのような形で業務を委託することが多くありました。


管理能力やコスト削減意識の低下などを

招きやすいという課題ができ問題となりました。


しかし専門知識を持つ複数の企業と契約をする

『マルチソーシング』ではコスト管理が徹底されるようになり

『アウトソーシング』における課題もクリアしやすくなってきています。



『クラウドソーシング』の 必要性


『クラウドソーシング』

これは『インターネットを利用して、不特定多数のクラウド(群衆)にサイト画面作成やデータ入力業務などを任せる』ことを言います


不特定多数の人的ネットワークから

適正な人材を探すことができますね♬


『アウトソーシング』と異なるのは

依頼する先のレベルがさまざまという点ですね^^;

また『クラウドソーシング』の業務分野は多岐にわたります。

『ランサーズ』『クラウドワークス』『ココナラ』などが有名ですね☆彡


海外の『アウトソーシング』の利用

受託企業が海外に存在するような形態のことで

『オフショアアウトソーシング』と言います。(海外!すごいですねー(笑))


オフショアは「外国の」という意味の形容詞で

オフショアリングはIT分野でのプログラム開発でよく使われます。


海外では日本国内より人件費が安く

それによりコストダウンできるとあって広がりを見せてきています(凄)


オフショアリングの現状


『アウトソーシング』企業の本社所在地

あるいは業務を実施する拠点や地域によって

『アウトソーシング』を分類すると下記の3つに分かれます。

  • 委託先企業の自国内で業務を実現する『オン・ショア・アウトソーシング』

  • 自国から比較的近い地域に委託する『ニア・ショア・アウトソーシング』

  • 距離的に離れた地域に委託する『オフ・ショア・アウトソーシング』

日本から見ると

『ニア・ショア』は中国や東アジア

『オフショア』はタイやベトナム・インドといった東南アジアや

南アジア地域が該当します。


参考になりますが 中国でのコストは横浜の1/8

ベトナムでのコストは横浜の1/10と聞いております(凄)


アウトソーシングの種類


『アウトソーシング』は

業務内容によってさまざまな種類に分類できます。


『BPO』・『ITO』・『KPO』について 特徴や違いなどを詳しく説明しますね^^


・『BPO』(=business process outsourcing)⇒「業務プロセスの委託」


『BPO』は人事や総務・経理などのビジネスプロセス

(業務手順)について業務委託を行い

経営資源の観点から戦略的に実施するアウトソーシングの事を言います。


多くの受託企業は、これらの業務を情報通信業務とビジネス業務といった

2つの側面からサポートします。


狭い意味でのアウトソーシングは『情報通信業務のサポート』を

指すことが多いため『情報通信業務のサポート』と区別するために

『BPO』と呼ぶことがあります。


・『ITO』(=IT outsourcing)⇒「自社情報システムに関する業務の委託」


『ITO』は自社の情報システムに関する業務をまとめて外部に委託すること。 定型的で汎用性の高い業務に適しています。


・『KPO』(=knowledge process outsourcing)⇒「知的業務の委託」


『KPO』は医療品開発や航空機設計などの知的業務を委託すること。


多くはインドや中国にサービスの拠点を構え

低賃金にもかかわらず優秀な人材を多く抱えて

グローバル市場で対応できる体制づくりをしています。(グローバル~)


アシストライン社の 『物流アウトソーシング』

アシストライン社の『物流アウトソーシング』は

コア事業強化のための経営改革手法の一つとしてサービスを提供しています。


アシストライン社の目的は下記のようなものです、

  • 人件費の削減

  • 固定費の変動費化

  • コストダウン

  • 業務の質や生産性の向上によってコア業務に経営資源を集中

  • 業務プロセスの改善などにより コア事業そのものを再定義して事業の本質的競争力を向上

貴社の『コア業務の効率化・最適化』などに貢献^^



運送・物流アウトソーシン

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